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【小説】海の記憶 d_456674

【小説】海の記憶

(d_456674)

【小説】海の記憶

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この作品の詳細情報

発売日2024-10-06
収録167ページ
ジャンル制服 学園もの 中出し TL(ティーンズラブ) 鬱 褐色・日焼け 少女 男性向け 成人向け 学生 同級生/同僚 寝取られ・NTR 
サークルいざなみ屋 
品番d_456674
価格¥550

ローティーンのころの、大人の責任を負う気概もなく、それでいて身体だけは大人になりかかった時代のことを、皆さんは覚えているでしょうか。
大人としての性を受け入れられる身体でありながら、まだ心がそれについてこれていない、危うい少年少女の性を赤裸々に描いた作品です。
簡単に言えば、ローティーンがエッチなことをするとてもエッチな小説です。
そして曇ります。

その一部をご紹介します。




私は冬の雨に、下着までずぶ濡れになって、うずくまっていた。
ぱちゃりと、湿った砂を踏む音がした。
あすかさんが立っていた。
もちろん、裸ではない。
黒いカーディガンに黒いストッキングを履き、全身黒づくめだった。
顔だけが白い。
「見てたでしょ」
しいんと頭の中が、折れそうなほどに張りつめていく。
答えることもできなかった。
あすかさんは切れ長の眼を細め、最高の笑顔を浮かべた。
「信明ね、あたしの中に3回も出したんだよ」
耳の奥で、ばきっと音がした。
それはきっと、心が折れた音だった。
「好かん!」
私は叫んでいた。
あすかさんから逃げようと立とうとするが、頭がくらみ、脚が冷たさで痺れ、壁にもたれてしまう。
「好かん! 好かん!」
両耳を押さえ、頭を振った。
突然、氷のように冷たい手が額に当てられ、顔を上げられる。
あすかさんの顔が間近にあった。
「教えてあげる」
あすかさんの唇が、口をふさいだ。
驚く間もなく、腐った海老のような生臭い唾液が、流しこまれてくる。
あまりの臭いに、ぎゅっと眼を閉じた。
ようやく離れてくれたとき、私との間にできた唾液の糸は、妙に粘り気があった。
「これ、信明の味だよ」





体験版はPDFですが、本編はPDFとEPUBで読むことができます。

FANZA

  • 発売日 : 2024-10-06
  • 収録 : 167ページ
  • ジャンル : 制服 学園もの 中出し TL(ティーンズラブ) 鬱 褐色・日焼け 少女 男性向け 成人向け 学生 同級生/同僚 寝取られ・NTR 
  • サークル : いざなみ屋 
  • 品番 : d_456674
  • 価格 : ¥550

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